ドローンの機体登録には有効期間があることをご存じでしょうか。
機体登録の有効期間は登録日から3年間で、期限が切れると未登録の機体と同じ扱いになります。
この記事では、機体登録の更新時期と手続きの流れ、手数料、更新を忘れた場合のリスクをまとめて解説します。
ドローン機体登録の有効期間は3年
屋外で100g以上のドローンを飛ばすには、国土交通省への機体登録が必要です。
この登録の有効期間は、登録日から3年間と定められています。
機体登録制度は2022年6月20日に始まり、事前登録期間に登録した機体は2025年6月19日に最初の有効期限を迎えました。
2022年以降に登録した機体も、順次3年の期限を迎えていきます。
登録日を覚えていない方は、ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)で自分の機体の有効期限を確認しておきましょう。
更新手続きはいつからできる?
更新の申請は、有効期限の1か月前から行えます。
期限直前は申請が混み合うことも考えられるため、1か月前になったら早めに手続きを済ませるのが安心です。
更新手続きはDIPS2.0からオンラインで行えます。
更新の手数料
更新の手数料は新規登録と同じで、本人確認の方法によって金額が変わります。
| 申請方法 | 1機目の手数料 |
|---|---|
| マイナンバーカード(またはgBizID)でオンライン申請 | 900円 |
| 運転免許証・パスポートなどでオンライン申請 | 1,450円 |
| 書面(紙)で申請 | 2,400円 |
マイナンバーカードまたはgBizIDを使って複数機を同時に申請する場合、2機目以降は1機あたり890円です。
手数料を抑えたいなら、マイナンバーカードでのオンライン申請が最もお得です。
更新手続きの流れ
- DIPS2.0にログインする
- 登録済みの機体一覧から更新したい機体を選ぶ
- 所有者・使用者の情報や機体情報に変更がないか確認する
- 本人確認を行い、更新を申請する
- 手数料を納付する
申請内容に不備がなければ、審査を経て更新が完了します。
住所や連絡先が変わっている場合は、更新前に登録情報を修正しておきましょう。
更新を忘れるとどうなる?
有効期限が切れた機体は、未登録の機体と同じ扱いになります。
そのまま屋外で飛行させると航空法違反となり、罰則の対象になる可能性があります。
期限が切れた後は、更新ではなく新規登録として手続きし直す必要があります。
業務でドローンを使っている方は、期限切れに気づかないまま案件で飛ばしてしまうと、信用問題にもつながりかねません。
機体ごとの有効期限をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくと安心です。
更新を機に見直したいポイント
リモートIDの搭載状況
登録した機体には、原則としてリモートIDの搭載が必要です。
機体の内蔵機能で対応しているか、外付け機器を使っているかを更新のタイミングで確認しておきましょう。
使っていない機体の整理
すでに手放した機体や故障して使わなくなった機体の登録が残っている場合は、抹消の手続きを検討しましょう。
所有している機体を正しく管理しておくことで、更新漏れも防ぎやすくなります。
賠償責任保険の契約期間
機体登録とあわせて、ドローン保険の契約期間も確認しておくと安心です。
登録と保険の期限をまとめて管理すれば、うっかり切れてしまうリスクを減らせます。
複数の機体を持っている場合の管理方法
複数のドローンを所有している場合、登録日が機体ごとに異なることがあります。
機体ごとの登録記号と有効期限を一覧表にまとめておくと、更新漏れを防げます。
マイナンバーカードで複数機をまとめて申請すれば、2機目以降の手数料も抑えられます。
国家資格の更新とは別物なので注意
機体登録の更新と、無人航空機操縦者技能証明(ドローン国家資格)の更新は、まったく別の手続きです。
国家資格を持っている方は、機体登録と資格それぞれの有効期限を別々に管理しておきましょう。
よくある質問
Q. 100g未満のドローンも機体登録が必要ですか?
A. 機体登録の義務の対象は100g以上の機体です。
ただし100g未満の機体でも、飛行禁止区域など守るべきルールはあるため注意しましょう。
Q. 更新すると登録記号は変わりますか?
A. 更新は同じ機体の登録を継続する手続きのため、手続き内容はDIPS2.0の案内に沿って確認してください。
機体への表示に変更が必要かどうかも、あわせて確認しておくと安心です。
Q. 期限が切れてしまった場合はどうすればいいですか?
A. 期限切れの機体は更新できないため、新規登録として申請し直す必要があります。
登録が完了するまでは屋外で飛行させないようにしましょう。


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