DJIのMiniシリーズは、249g未満の小型ボディで本格的な空撮ができる人気のシリーズです。
2025年9月に最新モデルのDJI Mini 5 Proが発売され、「前モデルのMini 4 Proとどっちを買えばいい?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、画質と飛行時間を重視するならMini 5 Pro、国家資格を活かして仕事で使うならMini 4 Proがおすすめです。
この記事では、2機種の違いをスペックと使い道の両面から比較します。
DJI Mini 5 ProとMini 4 Proの違い早見表
| 項目 | DJI Mini 5 Pro | DJI Mini 4 Pro |
|---|---|---|
| 重量 | 249g未満 | 249g未満 |
| センサー | 1インチCMOS | 1/1.3型CMOS |
| 静止画 | 5000万画素 | 4800万画素 |
| 動画 | 4K/60fps HDR | 4K/60fps HDR |
| 最大飛行時間(標準バッテリー) | 約36分 | 約34分 |
| 最大飛行時間(Plusバッテリー) | 約52分 | 約45分 |
| 障害物検知 | 全方向(ビジョン+LiDAR) | 全方向(ビジョン) |
| 中望遠(2倍)モード | あり | なし |
| ジンバルのロール回転 | 最大225° | 縦向き撮影に対応 |
| 型式認証 | 記事作成時点では確認できず | 取得済み |
| 価格の目安 | 106,700円〜(DJI RC-N3付属の基本セット) | 公式ストアで確認 |
スペックはメーカー発表や報道で確認できた情報をもとにしています。
価格や型式認証の状況は変わることがあるので、購入前に公式ストアで最新の情報を確認してください。
違い1:センサーサイズと画質
いちばん大きな違いはカメラのセンサーです。
Mini 5 ProはMiniシリーズで初めて1インチセンサーを搭載し、Mini 4 Proの1/1.3型から大きくなりました。
センサーが大きいほど多くの光を取り込めるため、夕景や夜景、曇りの日などの暗い場面でもノイズの少ない映像を撮りやすくなります。
さらにMini 5 Proは、48mm相当の中望遠モードで2倍ズームに対応しています。
被写体に近づきすぎずに撮影できるので、人や建物を撮るときにも便利です。
違い2:飛行時間
Mini 5 Proは標準バッテリーで約36分、Plusバッテリーで約52分飛行できます。
Mini 4 Proは標準バッテリーで約34分、Plusバッテリーで約45分なので、特にPlusバッテリー使用時の差が大きくなっています。
1回のフライトで撮影できる時間が長いほど、構図を変えながらじっくり撮影できます。
違い3:安全機能
どちらも全方向の障害物検知に対応していますが、Mini 5 ProはLiDARが追加され、暗い場所での検知性能が向上しています。
夕方や夜景の撮影をよく行う人にとっては、安心感の大きな違いになるでしょう。
違い4:型式認証の有無
仕事でドローンを使いたい人にとって重要なのが、型式認証の有無です。
Mini 4 Proは型式認証を取得しています。
国家資格(二等・一等)を持つ操縦者が、型式認証を受けた機体を使って一定の条件で飛ばす場合、一部の特定飛行で許可・承認の手続きを省略できます。
一方、Mini 5 Proは記事作成時点では型式認証を取得した情報を確認できませんでした。
国家資格を取って点検や空撮の仕事で使う予定がある方は、Mini 4 Proを選んだほうが手続きの面で有利です。
型式認証と機体認証の仕組みは無人航空機の機体認証制度とは?で解説しています。
どっちを選ぶ?目的別のおすすめ
Mini 5 Proがおすすめの人
- 風景や夜景をできるだけきれいに撮りたい
- 1回のフライトで長く撮影したい
- 2倍ズームで被写体を切り取りたい
- 趣味として空撮を長く楽しみたい
Mini 4 Proがおすすめの人
- 国家資格を取って仕事でドローンを使いたい
- 型式認証機を使って許可・承認の手続きを減らしたい
- 価格をおさえつつ、全方向の障害物検知がほしい
Mini 4 ProからMini 5 Proに買い替えるべき?
Mini 4 Proを趣味で使っていて、画質や夜景撮影に不満を感じているなら、買い替えのメリットは大きいでしょう。
一方、Mini 4 Proで仕事をしている場合は、型式認証の状況を確認してから判断するのがおすすめです。
買い替える場合は、新しい機体の機体登録も必要になるので忘れずに手続きしましょう。
手続きの流れはドローン機体登録の更新方法もあわせて参考にしてください。
よくある質問
249g未満なら機体登録はいらない?
いいえ、必要です。
機体登録が必要なのは100g以上の機体なので、Mini 5 ProもMini 4 Proも登録が必須です。
初心者でも扱える?
どちらも全方向の障害物検知を備えているので、初心者でも比較的安心して飛ばせます。
ただし、価格が10万円前後するので、まずは手頃な機体から始めたい方は初心者におすすめのDJIドローン比較も参考にしてください。
Fly More Comboは買ったほうがいい?
空撮を本格的に楽しむなら、予備バッテリーや充電ハブが付いたFly More Comboがおすすめです。
Mini 5 ProのFly More コンボ Plusには、Miniシリーズで初めてNDフィルターが同梱されています。
まとめ
DJI Mini 5 Proは、1インチセンサーと長い飛行時間で、画質を重視する人に最適なモデルです。
一方、Mini 4 Proは型式認証を取得しているため、国家資格と組み合わせて仕事で使う人に向いています。
どちらも249g未満ですが100gを超えるので、購入後は機体登録と飛行ルールの確認を忘れずに行いましょう。

